マドラスシチー(マドラエアT) 第3戦


2戦を消化するも完全なスピード不足でどうしようもない状態。

最初から期待は皆無だったが、今も僅かな期待もない。

いつまで引っ張るのか。

しかし、地獄の果てまでとことんお供するぞ。


2月5日 東京1R 3歳未勝利 ダート1400m に出走!!

友駿御用達の低迷嶋田功厩舎の馬を1頭交わしただけ。

15着/15番人気。

距離短縮もなんの効果もなし。


レース回顧と時計の分析を掲載。

(2011年2月7日完結)

2011年1月19日作成
これ以降は2月3日に作成

これ以降は2月3日に作成

●追い切り情報(2月3日更新)

前走前 1月5日 美浦南坂路 良馬場 末一杯に追う
1回
助手
4F 54.6
3F 39.9
2F 26.3
1F 13.3



1月19日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 56.9
3F 41.7
2F 27.3
1F 13.3
コーリンヴァレロ(3歳新馬)末強めを0.3秒先行0.4秒遅れ


1月23日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.9
3F 44.0
2F 29.1
1F 14.0


1月26日 美浦南坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.1
3F 40.2
2F 26.7
1F 13.2


1月30日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.7
3F 42.3
2F 28.0
1F 14.2


2月2日 美浦南坂路 良馬場 叩き一杯
1回
助手
4F 53.9
3F 39.3
2F 26.0
1F 12.9
 1月19日、新馬相手に0.3秒も先行して最後は千切られています><。弱過ぎます。他所なら”成長を促す”という名の長期放牧に出ているところです。しかし、ここの厩舎は馬房がスカスカなので使うしかありません。どうしようもない悪循環です。

 1月23日、15−15で追い切られました。動きは重くなる一方で疲労を感じますが。

 1月26日、乗られても乗られても動きは素軽くなりません。一杯に追ってこの程度の動きとは・・・。思い切った放牧で成長を促すという最終手段しかないと思いますが、同厩のオリンピアシチーもなんの工夫もないままに数だけ出走させられて凡走を繰り返すばかり。マドラスも最後まで一本調子なのでしょうね。

 1月30日、相変わらず動きは冴えません。同じペースで追い切られている愛馬アフロディーテやカトレアシチーと比較しても、その動きの悪さはピカイチです。追い切って強くするのは理解できますが、全くの平行線です。

 2月2日、一杯に追われましたが、相変わらずの動きです。仮に出走できたとしても、何も変わらないでしょう。私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。本数も乗り込まれこの馬なりに順調ですが、そもそも能力が無さ過ぎます。前走以上の走りは考えづらいでしょう。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 2月6日 東京2R 3歳未勝利 ダート2100m 混合戦 フルゲート16頭 想定数15頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アールシネマスタア
アサクサアクセル
アラビアンザサン
ウインイマジン
グラッドフォンテン
コスモソユーズ
シャトルベクター
ダーバンシチー
ダーリブ
ニシノラプター
ヒラボクラッキー
フォレストリーダー
ベストオブケン
マドラスシチー B−
ライジングエース

●出馬確定表

出馬確定表 2月5日 東京1R 3歳未勝利 ダート1400m 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アップターン 戸崎圭太  1/15 未勝利 中山ダ1200
イカルス 後藤浩輝  1/15 未勝利 中山ダ1200
キングメーカー 村田一誠  1/08 新馬 中山ダ1200 10
クリスタルステージ 北村宏司 12/19 未勝利 小倉ダ1700 11 12 17
クロドレコー 横山典弘 12/11 新馬 中山芝1600
ゲーテッドゾロア 江田照男 12/11 未勝利 中山芝1800 14 16 13 11
コウヨウワールド 的場勇人 初出走
コスモワッチミー 柴田大知 12/26 未勝利 阪神ダ1200 12
ゴールドスマイル クラストゥス  1/10 未勝利 中山ダ1200 12
ジパングファースト 武士沢友治  1/23 未勝利 中山ダ1200
スーパーカフェ 小林淳一  1/08 新馬 中山ダ1200 16 13
トーセンブリッツ 松岡正海  1/23 新馬 京都ダ1400
ヒタタレ 石橋脩  1/11 交流 浦和ダ1400 11 11 11 13
ブルースター 田中勝春  1/08 未勝利 中山芝1600 13
マイネルクローバー 津村明秀  1/08 未勝利 中山ダ1200 13
マドラスシチー 菅原隆一  1/08 未勝利 中山ダ1800 16 16 11

騎手の太字は乗り替わり

●東京ダート1400mコース解説

 スタート地点は向正面右。1300mのスタート地点からそのまま100m下がる。わずか100mの違いだが、1300mとは別物。スプリンターに向いた1300mに対して、明確に距離適性が問われる。
 スタート後、3コーナーまで約400mも距離があり、まずはこの地点でペースがグンと上がる。3〜4コーナーでもスピードは緩まずに、スタート後の600mが特に速くなるのがこのコースの特徴。しかし、前半の主導権争いでひるんでいては勝負にならない。
 基本的には逃げ・先行が強いコースなので、特に下級条件は先行力が1番のポイント。クラスが上がると差しも決まる。
 唯一の重賞が組まれている根岸ステークスは、差し馬の好走が多い。しかし、その場合でも馬群の大外を回らされる馬が厳しい。中団の馬群の中で脚を溜め、できるだけ距離ロスを防いでいるシーンが多いはずだ。
 枠順は互角。脚質、メンバーによって変わってくる。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜差し
ポイント 先行力、コース取り
種牡馬ベスト アフリート、フジキセキ、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、ペリエ、柴田善臣、内田博幸
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分27秒3 1分27秒8 1分27秒1 1分26秒6
2歳未勝利 1分27秒3 1分27秒7 1分26秒9 1分27秒2
2歳500万 1分25秒6 1分25秒9 1分23秒9 1分24秒3
3歳新馬 1分28秒0 1分27秒8 1分27秒2 1分27秒4
3歳未勝利 1分27秒3 1分26秒7 1分26秒7 1分26秒3
3歳500万 1分26秒0 1分25秒8 1分25秒2 1分25秒3
古馬500万 1分25秒9 1分25秒2 1分24秒9 1分25秒3
古馬1000万 1分24秒7 1分24秒6 1分24秒3 1分24秒1
古馬1600万 1分23秒8 1分23秒6 1分23秒6
古馬オープン 1分23秒4 1分23秒3 1分23秒3 1分23秒0

●騎手は菅原隆一騎手(ほっさん評価「E」)

 菅原隆一騎手(保田一隆厩舎所属)は2010年3月6日にデビューした2年目騎手でここまで同期の中で唯一人勝ち鞍はなく、厳しい状態が続いております。連対率も2.3パーセントとすこぶる低く、今週も土日合わせて2鞍の騎乗しかありません。

 幼少時は子役俳優として数多くのドラマ・映画に出演。中でも映画『釣りバカ日誌』シリーズでは浜崎家の一人息子・鯉太郎役を演じたことがあるほか、『らせん』ではやはり主人公・安藤満男の息子・孝則を演じるなど、重要な役を数多く務めている。

 一方で小学5年生の時から乗馬を始めるなど、並行して騎手を目指す活動も行っていたが、中学1年生の時に父・隆明から「役者か騎手かどちらかにしろ」と選択を迫られたため、将来は騎手の道に進むことに決め、子役からは引退した。

 競馬学校第26期生。2007年にJRAの競馬学校・騎手課程に合格し、2010年2月に卒業して騎手免許を取得した。


 2010年デビューの新人騎手6人の2011年2月3日までの騎乗成績は以下のとおりです。

高倉稜  40勝
川須栄彦 25勝
平野優   8勝
西村太一 7勝
水口優也 2勝
菅原隆一 0勝

 なんとか早く1つ勝って楽になって欲しいですね。

 ほっさん愛馬への騎乗は今回が2回目です。前走は人気通り。あまり減量3キロを生かせていない気がします。成績同様期待しづらい騎手と言えます。
 ほっさん愛馬での成績

 2010年10月31日 エンパイアシチー 500万下 福島ダート1700m 15着/14番人気

●ほっさん予想

 相手云々に関係なくシンガリ負けは目に見えています。今回、距離を変えたことは評価できます。ダート1800mでは完全に頭打ちでしたから。しかし、過去2戦を見ても、マドラスシチーにはスピード能力がなく、よりスピードの必要な短距離戦では苦戦は必至です。

 また、追い切りの動きも悪くなる一方で、疲労を感じさせます。

 友駿ホースクラブの中心厩舎であるマドラスシチーの平井雄二厩舎と嶋田功厩舎。その嶋田功厩舎のスーパーカフェとの熾烈な?最下位争いと思われます><。

 それでも能力にだれもが疑問を感じるマドラスシチーを引退させずに走らせるわけですから、今回のように条件を変えて試して行くしかないでしょう。今回ダメなら芝も走らせるとか。もちろん、芝で走るのかと言われれば「ノー」ですが、少しは、ほんの少しは変わってくれるんじゃないかと思えます。


 今回が3戦目。レースに慣れて一歩前進と言いたいところですが、タイムオーバーとの戦いです。その方がゆっくりと休めていいかも知れませんが。

これ以降は2月4日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「波乱含み」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
クロドレコー
ゴールドスマイル
マドラスシチー
トーセンブリッツ
イカルス
マイネルクローバー
ジパングファースト △△
アップターン △△
コスモワッチミー
ブルースター △△ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
イカルス 3.7
アップターン 4.3
クロドレコー 5.4
ブルースター 6.6
中 略
キングメーカー 48.2
スーパーカフェ 50倍以上
マドラスシチー 50倍以上
コスモワッチミー 50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
マドラスシチー 20 20 10


デイリー馬三郎

予想印

◎ アップターン
○ イカルス
▲ マイネルクローバー

以下省略

マドラスシチーはもちろん無印

●各陣営のコメント

マドラスシチー

 「追走で手一杯になっている現状で何とも言えないが、減量騎手がうまく効いてくれれば・・・。」(平井雄二調教師・デイリー馬三郎)

これ以降は2月7日に作成

●レース 

 毎回スタートで出遅れてダッシュもつかず後方というマドラスシチーですが、今回も全く同じパターンで、15番手になります。ダートの短距離で前が有利ですから、鞍上の菅原隆一騎手も押して押して行きますが、全く反応しません。結局15番手を追走。

 一方、友駿ホースクラブではマドラスシチーの平井雄二調教師と並んで寵愛されている嶋田功調教師の管理馬スーパーカフェ(決して西川清氏率いるカフェ軍団ではない)が当面の敵だと2月3日に予想しましたが、そのスーパーカフェはダッシュも二の脚も良く2番手の好位にとりつきます。

 スーパーカフェは残り600mで脚が上がり失速。マドラスシチーは終始ラチ沿いの最短コースを走るも3ハロン40秒を超える脚しか出せずにこのまままた最下位かと思われましたが、スーパーカフェの脚の上がり方は尋常ではなく(弱過ぎまっせ)、これを交わし15着入線。

 3戦目にして初めて他馬に先着しました!!・・・と言っても相手が論外で、しかも向こうは果敢に先行策をとりバテたものですから、よほど評価は高いでしょう。

 マドラスシチーのどうしようもなさだけが更に浮き彫りになった一戦でした。ちゃんちゃん。

●時計の評価

 今回のマドラスシチーの走破時計は1分31秒7良馬場で、東京ダート1400mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分27秒3良馬場であることからも、どうしようもない時計であることがわかります。毎度のことながら、あまりにもレベルが低すぎます。

●今後の展望

 今回ももちろん期待はゼロでしたが、やはりスピードがなく、距離短縮もなんの効果もありませんでした。後は芝でも走ってみましょうか。ダートでは勝ち負けどころか出走奨励金すら貰えません。芝でも同じとは思いますが。

●最後に

 まあ、なんの工夫もなく厩舎に入る出走手当目当てだけで出走させるものです。まず馬ありき、まず馬主ありきと思いますが、この厩舎はまず自厩舎の生活ありきです。代替馬とはいえ、厩舎に対する不満は大きいですね。どんどんと権利放棄されている方が増えているようですが、賢明です。しかし、私は引退の9月までひと月1000円と安く見積もっても9000円程度の預託費が必要ですが、抹消時の僅かな金額を期待して、またこんなのでも縁あって愛馬になったわけですから、最後まで持ち続け見守りたいと思います。

 もちろん、即引退でもなんの異論もありませんが。

 この馬に関しては、頑張れとは言えません。どう考えても無理ですから。

最後までご愛読ありがとうございました

2011年1月19日作成 23日、26日、30日、2月3日、4日、7日加筆

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マドラスシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2011年 1月 8日 第2戦 3歳未勝利 中山ダ1800m (16着/16番人気)

2010年12月12日 デビュー戦 2歳新馬 中山ダ1800m (11着/11番人気)